30代女性　＜めまい、吐き気、頭痛＞

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

9月中旬からめまい、頭痛、吐き気に悩まされていました。耳鼻科でも婦人科でも異常なし。処方された薬は返って頭痛がひどくなったりと合わず。だましだまし1か月生活を続けそれでも地に足がついていないようなフワフワした車酔いのような感覚に限界を感じ少しでもよくなるならと先生に見てもらいました。

初めての待ち時間ソファに体操座りをし、「吐きそう、ビニール袋をもらおうか…」と思っていたほどの体調がたったの1回終ってみると全ての症状が取れていました。今でも信じられません。とっても不思議。もっと早く来ればよかったです。あれからあれだけの症状は一度も出ていません。感謝いっぱいです。

あなたの腰椎分離症がなかなか良くならない理由

腰椎分離症は、腰椎の後部に亀裂が入り、疲労骨折を引き起こす状態です。
背中を反らす、または体をひねる動作により、この骨折が発生します。腰椎は第一腰椎から第五腰椎まであり、その後方部分は衝撃に弱く、運動によってヒビが入りやすく、圧力がかかりすぎると疲労骨折を起こします。
この疲労骨折の状態が腰椎分離症です。

腰椎分離症は骨が弱い成長期の子供に発生しやすく、過度な運動をしない限り起こりにくいです。
また、スポーツ選手の約30%が腰椎分離症にかかるといわれています。
腰椎分離症の主な症状は、腰や尻、太ももの痛みや痺れです。
背中や腰を反らす、体をひねる際に痛みが増します。
これらの痛みは、骨が分離した後に作られる新しい骨が神経にぶつかるために発生します。

腰椎分離症は、基本的に背中や腰の痛みで気づくことが多く、腰痛が2週間以上続く場合は腰椎分離症を疑う必要があります。
ただし、重症でなければ1ヶ月ほど安静にすることで完治するケースが多いです。
長期間完治しない、または放置すると「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰椎すべり症」になる可能性があるので注意が必要です。

腰椎分離症の診断には、レントゲンやMRI、CTを利用した検査が必要です。
腰椎分離症の改善には、根本的な原因を取り除くことが重要です。
当院に来院された腰椎分離症の方々が楽になっていくのには、適切な治療が行われているからです。
多くの腰椎分離症の患者さんが痛み止めなどのお薬に頼るか、一時的な対応しかしていませんが、それは根本的な解決法ではありません。

腰椎分離症は薬や一時的な対処では根本解決になりません

腰椎分離症に子供がかかった場合、コルセットを利用して治療します。
未成年は骨が未熟なため、コルセットで固定することで完治が期待できます。
ただし、この方法は大人には適用できません。基本的な腰椎分離症の対応としては「痛み止めのお薬」が一般的です。

腰椎分離症は、1ヶ月程度安静にすることで治癒します。
痛み止めのお薬で痛みをコントロールし、安静にすることで治癒が可能です。
しかし、痛み止めのお薬はあくまで「痛みを一時的に和らげる」ものであり、根本的な原因を解消するものではありません。
さらに、長期にわたって痛み止めを服用すると、胃腸の不調や睡眠のバランスが崩れることがあります。

完治を目指すためには、痛み止めを使いつつも、安静にすることが重要です。
ただし、痛み止めを使用しても症状が改善せず、日常生活に支障が出る場合は手術が必要になることもあります。
腰椎分離症の治療では、なるべく重症化しないようコントロールすることが大切です。

予防策としては、腹筋や背筋を鍛えて腰回りの筋肉を強化することが有効です。
また、腰に大きな負担のかかる運動は控えるようにしましょう。

腰椎分離症の解決策は全身のバランス！

では、腰椎分離症を根本的に解決するとはどういうことなのでしょうか。

腰椎分離症の原因は腰にかかる負担です。
この負担を減らすことが解決の鍵となります。
ただし、環境によっては常に安静を保つのは難しいかもしれません。
そのため、多くの方が痛み止めのお薬を使用しますが、長期的な服用は体に悪影響を及ぼします。

腰椎分離症を改善するためには、全身のバランスを整えることが重要です。
全身のバランスが整うことで、腰への負担を軽減し、腰椎分離症を予防・改善できます。
体全体のバランスは非常に繊細です。
バランスのゲームのように、強い刺激を加えると崩れてしまうことがあります。
そのため、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要です。

腰椎分離症は強いもみほぐしやマッサージによって悪化することが多いです。
腰への負担を減らし、全身のバランスを整えることが大切です。